OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

…Oshoの「大空の歌」

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 この本にある瞑想を通じて、あなたは 観照とは何か を発見するでしょう。
師の臨在のもとで坐っていると、観照は ごく自然に起こりはじめます。
ただ坐り、聴き、感じ、内なる静寂とともに、起こっている あらゆるものを見守る瞬間が生まれます。

この静寂は、からっぽの広い青空のようでありながら、しかも 生とともに脈動しています。

 和尚の家は 大空であり、まさに彼の存在そのものが静寂です。
彼の言葉は ハートの深みに やさしく触れます。
彼の歌は 一点のくもりもない 大空の歌です。


 あなたの 内なる本性は

 内なる大空に ほかならない

 雲は 来ては去り

 惑星は 生まれては死に

 星々は 現れては消え去る

 しかし、あなたの 内なる大空は同じまま-------

 触れられず、くもることもなく、傷つくこともない

 われらは、その内なる空を〈観照者〉と呼ぶ

 それが 瞑想のゴールだ


 内側に入り、内なる青空を楽しみなさい

 しかし、覚えておくことだ

 あなたが 見ることのできる対象は 何であれ

 それは、あなたではない

 思考を 見ることができる

 それなら、あなたは 思考ではない

 感情を 見ることができる

 それなら、あなたは 感情ではない

 夢、欲望、記憶、想像、投影を 見ることはできる

 それなら、あなたは そういうものではない

 見られるもの すべてを消し去ってゆきなさい

 そうすれば、いつの日か、とてつもない瞬間が起こる

 人生において もっとも意義深い瞬間

 拒絶されるべきものが 何も残されていない瞬間が-------

「見られるもの」すべてが消え失せ、「見る者」しかいない

 その「見る者」こそが 内なる青空、虚空だ

 それを知ることは 怖れががなくなること

 それを知ることは 愛にみちていること

 それを知ることは 神であること、不死であることだ


 この本によって、あなたは 自分自身の内なる青空を体験するよう招待されています。


(meditation.the first and last freedom 1988.スワミ・デヴァ・マジュヌ訳者 1993.) pp.27-29