OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

…これからの時代のキーワード “クリエイティブに生きる” とは・・・①

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pp.46~49
◎・・・これからの時代のキーワード “クリエイティブ” に生きるとは何か


 この本を手に取ってくれた方の中には、新しい仕事を探している人もいれば、キャリアアップの機会を探している方もいるでしょう。
また、恋人を探している人もいれば、恵美のように結婚相手を真剣に探している方もいるかもしれません。

 いずれにしても、より充実した人生を歩みたいと考え、心の底から 満足できる生き方を探しているからこそ、この本を 引き寄せたのです。


 幸せになりたいなら、まずは ゆっくりまわりを見回してみましょう。
そして、生き生きとして、明らかに 幸せそうな人を見つけ、その人から インスピレーションを得るようにしてみてください。

すると、気づくことがあるはずです。

 生き生きとしている人たちはみな、自分がしていることに 情熱を傾けているように見えるでしょう。

彼らの 生き方や 仕事や人間関係に共通しているのは、彼ら自身の より「深い本質」が表現されている ということです。

例えば、病院で働く 医師や看護師、学校で子供たちに教える 教師、レストランや家庭で 料理を作る コックや主婦の人たちは、病人や子供たち、お客さんや愛する夫に対する 深い愛情や思いやりの 本質が表現されているときに、その仕事や行動に 自然に情熱が込められ、生き生きとして 幸せに見えるのです。

 一方、現在の ビジネス界では、自分の 強みや才能を使って 自分の望みを達成することが、いわゆる「成功」であると教えられています。
そして、その強みを さらに強化することが、求められます。
ですから、何かの資格を取ったり、新しい技術を身に付けたりして、キャリアアップを目指す方も大勢います。

 しかし、「意識の多重構造マップ(コンシャスネスマップ)」を もう一度よく眺めてください。
「強みと才能」だけが 本当のあなたではありません。
その さらに内側には、「本質」と「中心」が存在しています。
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 ですから、「強みと才能」の層だけで生きていると、限界を感じるときが 必ずやってきます。
世の中の 技術は進歩し続けているので、いつの間にか それが古臭いものになってしまうからです。

 しかし、もう一歩進んで「内なる本質の層」とつながることができれば、そこは 時間の概念さえもない静寂の世界ですから、たとえどんな時代になろうとも、あなた が古臭くなるなんてことはありません。

ですから、自分の本質や 中心とつながって生きる人は、本当の意味で 成功し、幸せな人生を送ることができるようになるのです。


「内なる本質の層」から引き寄せたものは、本当の意味で あなたに ふさわしいものです。

中心の すぐそばにあるこの層は、信頼・勇気・慈愛・正直さ・愛・喜び などがある意識の層であり、二元性のない 絶対的な本質の世界です。

 じつは このような内側の世界とつながって生きている人が、周囲から「生き生きと 幸せそうに」見えるのです。

「中心=命の源泉」と つながりながら、同時に外側の世界を生きる人は、恐れや疲れを感じることなく、ただ ひたすらに情熱を傾け、自分らしく生き生きと、楽しくて 幸せな毎日を過ごせるようになります。

 私たちは こうした物質的な外側の世界と 精神的な内側の世界の両方を 同時に生きる 生き方を “クリエイティブな生き方” と呼んでいます。

クリエイティブであるためには、必ずしも アーティストである必要はありません。
本当のクリエイティビティは、あなたが「内なる本質の層」「中心の=命の源泉」と つながることによって生まれてきます。


 あなたが 本質の世界にあるとき、そこでは表層にある 思考や エゴがなくなり、自然と 調和がとれ、生と 波長が合い、宇宙と 調和するようになります。

そうするとあなたは 小さなことにも 独創的になります。

過去からのマインド(思考やエゴ)の パターンによって行動するのではなく、その瞬間 瞬間に フレッシュで、大いなる存在とつながり、クリエイティブであることができるからです。

掃除をしていても、料理をしていても、そこに創造性の味わいがあります。

自分の 内なる本質に満たされ、愛や 喜びに満たされて、そこ から行動し、活動し、ものを作り上げていくことができ、クリエイティブな生き方に なっていくのです。

…②に つづく・・・

(悟りのシンクロニシティ 2013.市場義人 訳者)pp.46-49
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