OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

…これからの時代のキーワード “クリエイティブに生きる” とは・・・②

…(掃除をしていても、料理をしていても、そこに創造性の味わいがあります。自分の内なる本質に満たされ、愛や喜びに満たされて、そこから行動し、活動し、ものを作り上げていくことができ、クリエイティブな生き方になっていくのです)

P.49~
 例えば、オンライン靴店「ザッポス・ドットコム」のCEOである トニー・シェイも、クリエイティブに生きる一人です。
同社は「幸せを届ける会社」をビジョンに掲げる カスタマー・サービスとして有名ですが、あるとき彼は以前 自分が創業した リンクエクスチェンジの 会社に出社するのに、目覚ましを 6回鳴らしても 起きられない自分に気づき、驚きを隠せませんでした。

会社が嫌で たまらなくなっていることに 気づいてしまったのです!

 彼はまもなく、その会社を マイクロソフトに売却することにしました。
その際マイクロソフト側は、「あと一年会社にいてくれれば、4千万ドルの年棒を支払う」と提案してきたようです。

 かなり 魅力的な条件ですから、迷わなかった といえば嘘になるでしょう。
しかし、そのとき 彼が一番にしたことは、人生で 最高に幸せを感じたときの リストを作ってみることでした。

 そのリストを ゆったりとした気持ちで眺めてみると、彼が 幸せを感じた瞬間は、どれも お金とは 関係していませんでした。
そして彼は、自分は 何かを作っているとか、クリエイティブで独創的な仕事をしていられるときが 一番幸せだった ということに気づいたのでした。
つまり、お金が伴っていなくても一向に構わないのです。

 数日後、彼は きっぱり会社を後にして、金銭を 追い求めるのをやめ、情熱を 追い求めることに決めました。

その後、全米第一位となった ザッポスを創り上げ、本当の幸せを見つけたのでした。


 これは、彼だから 成し得た話ではありません。
自分の中心とつながり、本質に沿って生きれば、どんな人の人生も “クリエイティブ” な光で輝き出すでしょう。

 私たちは、ぜひ みなさんにも クリエイティブに生きてほしい と心から願っています。

 クリエイティブな人は、そうでない人に比べて、美しさ、愛、喜びを ずっとたくさん経験しています。
クリエイティブな人は この世界に何かを与え、存在は それに応えて「シンクロニシティ」のなかで驚くほど たくさん与え返してくれます。

 クリエイティブな人は、そうした「喜びのスパイラル」の中で 生きられるのです。

これぞ、幸せな人生ではないでしょうか!


◎・・・“丸ごと” 生き、すべてを手にする ~ゾルバ・ザ・ブッダ~ の意味


 ここで もうひとつ、大切なメッセージがあります。
さらに深い気づきをもたらすための 大切なメッセージ・・・それは「私たち人間は、同時に ふたつの世界を生きているのだ」ということです。

…③に つづく・・・

(悟りのシンクロニシティ 2013.市場義人 訳者)pp.49-50
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