OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

…本当の あなたを発見するための針路図 ③ pp.39~41

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pp.39-41

◎・・・3番目のサークルの層 ☆~ 強み、才能 ~☆


 日常生活において、自分が持っている技術や 得意とすることに 気づくことは、そんなに難しいことではありません。
しかし、自分独自の強みに 本当の意味でつながって、それらを日常生活の様々な場面で 表現するためには、あなたは さらに 内側の層の存在に 気づく必要があります。

強み という言葉は、ここでは 生まれ持っての才能や 素質も含みます。

 一番外側から3番目に位置する このサークルは、強みと才能の層です。
強みや 才能とつながるには より深い集中が必要であり、今 多くの企業が、社員に それらの強みを自覚するためのセミナーに 参加する機会を提供しています。

 人間はみな、自分の強みや 素質、天賦の才と ともに生まれてきます。
そして これらを通して、その人の 美しい特質や 独自の本質が 表現されるのです。

 しかし、これは 口で言うほど簡単なことではありません。
強みや 才能が 外側に開示されるためには、しばしばチャレンジが必要になったりします。
ちょっとしたコツを 心得る必要があるかもしれませんが、いったん3番目のサークルとつながり、自分の強みや 才能を正しく認識すれば、何をしていても自然に 感じられ、それを することがたやすく、そして楽しく、自分は それが得意なのだと感じ、それを表現することで ますます幸せな気持ちに包まれていくことでしょう。

 強みが 3番目のサークルの層にある ひとつの理由は、強みは 内側の本質と 外側の現実の生活を つなぐ架け橋のようなものだからです。
強みの おかげで、内側の本質に つながりながら、同時に 生活の中で 自分自身を表現することができるのです。



☆ 4番目のサークルの層 ~生命の持つ本質~

 愛、信頼、勇気、その他多くの本質は、4番目のサークルの層にあります。

それらは あなたの内面深く、あなたの「中心」の 非常に近くにあります。

 しかし、これまで私たちは、「自分らしい自分」になるためには 多くの学びや 努力が必要である と教えられてきました。
「自分の本質」は学んで手に入れるもの、つまり自分の 外側にある と教えられてきたのです。

 例えば 一般論として、幸せになるためには、人から信頼され、愛されることが 不可欠だと思っています。

つまり、愛や信頼は「他人から 受け取る」ものだ と考えているのです。
あるいは、誰か他の人を信頼できたときに、初めて自分が信頼を得られるのだ と思っています。

 そのように 教えられてきたために、私たちは 愛や信頼のような本質を 自分の外側に求める傾向があります。
しかし、ここでは あなたは その正反対のことを 学びます。

 愛や信頼を 他の誰かのなかに 探すのではなく、すべきことは「自分の内側を探す」ことだけだと 発見するのです。

人は 誰でも 本質を持っています。

本質は、愛、慈愛、勇気、信頼など、たくさんあります。
そして これらの本質こそが、人生に意味と 満足を与えてくれるものなのです。

 4番目にある 内なるサークルの層に つながると、これらの本質は すべて内側に もともと存在していたことがわかります。

そのなかには 現在すでに表現されているものもあるでしょうし、種の形で 存在しているものもあります。
種としてある本質は、発見されるのを待っています。
発見されれば、種は開き、芽を出すことができます。

この内なるサークルに 気づきをもたらすことで、本質の種は育ち、花開くことができるのです。

(悟りのシンクロニシティ 2013.市場義人 訳者)pp.39-41

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…④(☆5番目のサークルの層 ~ 中心 ~)に つづく