OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

OSHO「ダイヤモンド・スートラ」第四章 FROM THE BEYOND〈彼方〉から / ③

 
新しいものの探求は 普通の探求ではありえない
それは 新しいもの を求める探求だからだ

あなたに どうやって それを探求できよう?

あなたは それを知らない
あなたは まだ一度も それに会ったことがない
新しいものの探求は ただ無制限な探求になる

人は知らない
人は無知の状態で 出発しなければならない
人は可能性に胸を踊らせて、子供のように無邪気に進まなければならない
しかも その可能性は無限だ


新しいものを生み出すために あなたのできることは 何もない
なぜなら、あなたのすることは何であれ 古く、過去からのものだからだ
だがそれは あなたが行為を止めなければならない ということではない
それは、あなたの 過去からくる意志、指向、衝動を抜きにして行動する ということだ
過去からくる意志、指向、衝動を いっさい抜きにして行動しなさい

それが 瞑想的に行動するということだ

自然に、起こるがままにまかせて、行動しなさい

瞬間に決定を まかせなさい


あなたは 自分の決定を押しつけない

なぜなら その決定は過去から生じるものだからだ
そしてそれは新しいものを破壊するからだ

子供のように ただ瞬間のなかに動くがいい
完全に現在の瞬間に身をまかせるがいい
そうすれば、あなたは日々、新しい開口部、新しい光、新しい洞察を見出す
そしてそれらの新しい洞察が あなたを変えつづける
そして ある日突然、あなたは 自分が一瞬一瞬新しくなっているのがわかる

古いものは もう残ってはいない
古いものはもう あなたのまわりを雲のように つきまとってはいない
あなたは 露のしずくのようだ
新鮮で 若々しい


…④へ つづく

(the diamond sutra 1976.スワミ・アナンド・ヴィラーゴ訳者 1985) pp.208-210