OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

OSHO「ダイヤモンド・スートラ」⑦

【あるがまま】⑦

五番目だ
マインドを 露の玉として考えなさい
非常に はかない・・・露の玉は ほんのつかのましか存在しない
朝日が昇ると それは蒸発する
そよ風が吹くと それは すべり落ちてしまう

マインドも そうだ
それは まったく真実を知らない
それは まったく永遠を知らない
それは 時間的な現象だ
それを 露の玉だと考えなさい

しかし、あなたはそれを 真珠やダイヤモンドとして考えている
あたかも それが じっとしているものであるかのように・・・

そして あなたは仏陀を 信ずる必要はない
ただ 自分のマインドを 監察すればいい
それは 二つの連続的な瞬間の あいだにあってさえ同じではない
それは 変化しつづける
それは 流転だ
それは ある瞬間には これであり
別の瞬間には あれだ

あなたは ある瞬間には 深い愛の中にあり、別の瞬間には 深い悲しみのなかにある

あなたは ある瞬間には 非常に幸福だが、別の瞬間には 非常に不幸だ

あなたのマインドを ただ 見まもるのだ!

このマインドに執着すると、あなたは いつも混乱したままだ
あなたは けっして静寂にとどまることができないからだ
あれやこれやが 起こりつづけるからだ

あなたは けっして【永遠】を味わうことができない
そして その味わいだけが 満足をもたらす
時間は たえまない変化だ

…⑧に つづく・・・

(ダイヤモンド・スートラ 1979.スワミ・アナンド・ヴィラーゴ訳者 1985)pp.697-698