OSHOuraraka0440のブログ

「 見 と 観 (五輪の書) 」…ものごとを 部分的に見るのは、6.3.3 で教わった・・・全体的に 観る眼を 培うのは、自分への “宿題” だ・・・。

…“世界政府” である星が この宇宙に いくつ在るのかなあ・・・

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 This Beautiful Earth
「世界政府に至るまで・・・」

 民主主義の時代は 終わった。

新しい種類のシステムが 必要とされている。

世界には 何千もの大学がある。

なぜ、凡庸で知識のない無知な大衆が、五年間も 強力な権力を握る人々を選ぶのか?
今や権力は、あまりに強大で 全地球を破壊できるほどだ。

「的確者主義」とは、特定の分野で教育を受けた人たちだけが、その分野での投票ができるようにすべきだという意味だ。

例えば、その国の教育専門家たちだけで 文部科学大臣を選ぶべきだ。

財務大臣には、財務について知っている…経済の複雑な事柄を知っている人を選ぶべきだ。
だが、選択できるのは、経済や財務の事柄で訓練を受けた人たちだけにしかできない。
そして、何千人もいる…あらゆる役職は、専門家たちによって選ばれるべきだ。

 厚生労働大臣は、すべての医師、医療専門家、医療分野で働く科学者たちによって選ばれるべきだ。

そうすれば、私たちは 天才たちの最良の部分を手にできる。
そして、私たちは、全人類の生活を もっと平和に、もっと幸せに もっと豊かにすることを、この最良の人たちに委ねることができる。


 この構想を、私は的確者主義と呼ぶ。

そして、全ての役職者を選んだら、これらの人たちは大統領や首相を 選ぶことができる。
彼らは 私たちの精髄になる。
彼らは、国内から首相や大統領を 選ぶことができる。
または、議会のメンバーから 選ぶこともできる。
そして、議会についても 私たちは段階をつくるべきだ。

 例えば、少なくとも大学院卒業の学位を持っている人が、投票できるようにすべきだ。

ただ 二十歳になったというだけで、適切な人を選べることにはならない。
二十歳では、人生と その複雑な事柄について何も知らない。

議会または 上院、何と呼ぼうが、そのメンバーを選ぶ人たちは、少なくとも大学院卒業の学位を持っているべきだ。

このようにすれば、専門的に熟練され 洗練された政府になるはずだ。

世界政府ができる前に、それぞれの国が 的確者主義になるべきだ。

ひとたび的確者主義の果実を味わえば ・・・世界中を 一つの政府に束ねることができれば・・・理解できるだろう。

人生は確実に、喜びであり 生きるに値するものであるということを、捨て去るものではなく、喜ぶべきものなのだ と理解できるだろう。

Osho,

(Sermon in Stones〔abr〕 1980.訳者不詳)